30代のライフプランの立て方|叶えたいこととお金の山を並べる

30代のライフプランの立て方|叶えたいこととお金の山を並べる コラム

この記事の結論

30代のライフプランは、出来事が重なる年を見つけることから始めると立てやすくなります。

  1. 30代のうちに叶えたいことを書き出す
  2. 結婚・出産・住まい・仕事など、この10年に起こりそうな出来事を同じ年表に置く
  3. 大きなお金が重なる「山」の年に印をつけ、時期と準備の順番を決める
  4. 予定が変わったら、その年から先を描き直す

表の作り方そのものは、完全ガイドとキャッシュフロー表の記事にまとめています。この記事では、30代で確かめたいことに絞ります。

30代は、出来事が重なりやすい

30代は、暮らしの形が変わる出来事が続きやすい時期です。

  • 家族:結婚、出産、子どもの入園・入学
  • 住まい:賃貸の住み替え、家を買うかどうか
  • 仕事:転職、昇進、育休、働き方を変える

厚生労働省の人口動態統計(2024年)では、生まれた子どもの数を母の年齢(5歳ごと)で分けると、30〜34歳が最も多くなっています。子どもを持つかどうかは人それぞれですが、家族の予定が動きやすい年代の一つです。

こうした出来事は、1つずつ見ると大きくなくても、同じ数年に集まると家計に響きます。30代のライフプランでは、出来事の大きさより重なり方を見ます。

叶えたいことと出来事を、同じ年表に置く

30代の年表の例(説明のための例)。横に30歳・33歳・36歳・39歳と年齢を並べ、行ごとに書く。叶えたいこと:海外旅行、資格の勉強、家族で旅行など。家族:結婚、出産、子どもの入園・入学。住まい:賃貸の更新、家を買うかを考える。仕事:育休、転職を考える。36歳の列は、子どもの入園と家を買う時期が重なる「山」の年。山が重なる年は、時期を動かすか、前の年から分けておく

年表には、決まっている出来事だけでなく、叶えたいことも同じ年に並べます。旅行、学び直し、趣味など、自分や家族が「やりたい」と思うことです。出来事だけを並べると支払いの予定表になりがちですが、叶えたいことも置くと、何のために準備するのかが見えてきます。

結婚の時期や家を買うかどうかなど、まだ決まっていないことは「〇歳ごろ?」と仮の年に置いておきます。決まったときに書き直せば大丈夫です。

お金の「山」の年に印をつける

年表ができたら、大きなお金が出ていく年に印をつけます。30代で山になりやすいのは、次のような年です。

  • 結婚や出産の年(新生活の準備や、出産前後の収入の変化)
  • 家を買う年(頭金や引っ越しの費用)
  • 子どもの入園・入学の年

山が2つ以上重なる年は、どちらかの時期を動かせないか、前の年から少しずつ分けておけないかを考えます。たとえば、家を買う時期を1〜2年ずらすと、子どもの入園の年と頭金の年が重ならなくなることがあります。

家を買うお金と教育費の目安は、それぞれの記事にまとめています。

予定が変わったら、その年から描き直す

30代のライフプランは、予定が変わることを前提に作ります。転職、引っ越し、家族が増えるなど、予定が変わったときは、その年から先だけを描き直します。全部を作り直す必要はありません。

描き直すときは、年表とあわせて、各年の収入・支出・貯蓄の残りを並べるお金の表(キャッシュフロー表)も直します。山の年に貯蓄がどれくらい残るかを、数字で確かめられます。

まとめ

  • 30代は、家族・住まい・仕事の出来事が数年に重なりやすい
  • 叶えたいことと出来事を同じ年表に置き、決まっていないことは仮の年に置く
  • お金の山が重なる年は、時期を動かすか、前の年から分けておくかを考える
  • 予定が変わったら、その年から先だけを描き直し、お金の表で確かめる

ご相談のご案内

この記事では、30代のライフプランの立て方を一般的にまとめました。Life Design ifの無料相談では、叶えたいことの書き出しから、年表とお金の流れにするところまで、ご自身で続けられる形でお伝えしています。対面のご相談は香川・徳島で、オンラインのご相談は全国からお受けしています。

※この記事は、ライフプランの考え方の一般的な説明です。例は説明のための例です。特定の保険会社・金融商品をおすすめするものではありません。


出典

(2026年10月23日時点の情報です)

この記事を書いた人

西岡 竜二(にしおか りゅうじ)。if株式会社 代表取締役。2級ファイナンシャル・プランニング技能士、AFP。徳島県美馬市出身。2014年に生命保険会社に入社し、新人部門で営業成績1位・本社表彰。新人の育成や管理職も経験。2022年にif株式会社を設立し、生命保険代理店「Life Design if」での保険とお金の相談、バックオフィス支援、研修・セミナーの3つの事業をしています。「商品を選ぶ前に、人生を考える」を大切に、保険とお金の「分からない」に答えるコラムを書いています。詳しいプロフィール ›

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