40代のライフプランの立て方|教育費と老後の準備が重なる時期

40代のライフプランの立て方|教育費と老後の準備が重なる時期 コラム

この記事の結論

40代のライフプランでは、教育費の山と老後の準備が、同じ年表の上で重なることを確かめます。

  1. 家族全員の年齢の行を書き、子どもの入学・進学の年を置く
  2. 自分たちの退職までの年数と、老後の準備を置く
  3. 親のこと(介護・実家)も、分かる範囲で置く
  4. 重なる年は、動かせるものをずらし、動かせないものは前の年から準備する

40代は、2つの準備が同時に進む

子どもがいる40代は、高校・大学の教育費の山が近づく一方で、退職までの年数も見えてくる時期です。教育費と老後の準備を、同じ数年の中で進めることになります。

40歳になると、医療保険に入っている人は介護保険の第2号被保険者になり、介護保険料を医療保険の保険料とあわせて納めます(64歳まで。厚生労働省「介護保険制度の概要」)。会社員の方は給与から引かれる額が変わるので、年表の手取りの行も直しておきます。

子どもがいない方も、この記事の「老後の準備」と「親のこと」の行は、同じように使えます。

子どもの年齢の行で、重なる年を見つける

40代の年表の例(説明のための例)。今年・2年後・4年後・6年後の列に、上の子(今16歳)と下の子(今14歳)の学年を書く。上の子は高校から大学へ、下の子は中学から高校・大学へ。2年後から6年後は、2人とも高校・大学の時期が重なる。老後の準備は続ける行として置き、親のこと(実家・介護)も分かる範囲で置く。教育費が重なる年と、老後の準備・親のことを同じ表で見る

年表のいちばん上に、自分・パートナー・子どもの年齢を1行ずつ書きます。子どもの学年が分かれば、高校・大学に進む年が決まります。

子どもが2人以上いると、教育費がかかる時期が重なる年が出てきます。図の例(4年制の大学に進む場合)では、2年後から6年後まで、2人とも高校か大学に通います。印をつけたいのは、次のことが同じ年に来るときです。

  • 子どもの入学・進学
  • 住宅ローンの返済や、車・家電の買い替え
  • 老後の準備に回したいお金

教育費の目安や、教育費と老後資金の順番の考え方は、それぞれの記事にまとめています。

親のことも、分かる範囲で置く

40代になると、親のことも年表に入れておきたい行になります。介護や実家の住み替え・片付けは、時期も金額も読みにくいものです。親の年齢と、分かっている住まいや暮らしの予定を書き、自分たちの予定と並べておきます。

介護が必要になったときの費用を、親のお金から出すか、きょうだいでどう分けるかは、早めに家族で話しておきたいことの一つです。介護保険のしくみは、別の記事にまとめています。

重なる年は、前の年から準備を並べる

重なる年が見つかったら、その年の前から準備を並べます。

  • 時期を動かせるもの(車の買い替え、リフォームなど)は、山の年からずらす
  • 使う年が決まっているもの(教育費)は、その年までに分けておく額を出す
  • 使うまで長いもの(老後の準備)は、山の年も止めずに続けられる額を考える

年表とあわせて、お金の表(キャッシュフロー表)で各年の貯蓄の残りを確かめると、山の年にお金が足りるかどうかが見えてきます。

まとめ

  • 40代は、教育費の山と老後の準備が同じ時期に進む
  • 40歳からは介護保険料も納めるので、手取りの行を直しておく
  • 家族全員の年齢の行を書くと、教育費が重なる年が見える
  • 親のことも分かる範囲で置き、重なる年は動かせるものをずらし、前の年から準備する

ご相談のご案内

この記事では、40代のライフプランの立て方を一般的にまとめました。Life Design ifの無料相談では、叶えたいことの書き出しから、年表とお金の流れにするところまで、ご自身で続けられる形でお伝えしています。対面のご相談は香川・徳島で、オンラインのご相談は全国からお受けしています。

※この記事は、ライフプランの考え方の一般的な説明です。例は説明のための例です。特定の保険会社・金融商品をおすすめするものではありません。


出典

(2026年10月23日時点の情報です)

この記事を書いた人

西岡 竜二(にしおか りゅうじ)。if株式会社 代表取締役。2級ファイナンシャル・プランニング技能士、AFP。徳島県美馬市出身。2014年に生命保険会社に入社し、新人部門で営業成績1位・本社表彰。新人の育成や管理職も経験。2022年にif株式会社を設立し、生命保険代理店「Life Design if」での保険とお金の相談、バックオフィス支援、研修・セミナーの3つの事業をしています。「商品を選ぶ前に、人生を考える」を大切に、保険とお金の「分からない」に答えるコラムを書いています。詳しいプロフィール ›

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