この記事の結論
生命保険料控除証明書は、1年間に払った生命保険料を証明する書類です。年末調整(会社員)や確定申告(自営業など)で、生命保険料控除を受けるために使います。
多くの保険会社は、10月ごろから順に送っています。年末調整で使う大事な書類ですが、実は1年に1回、今の保険を確かめるちょうどいいきっかけにもなります。
証明書が届いたら、保険証券も一緒に出して、次の3つを確かめてみてください。
- 何に備えている保険か
- 1年でいくら払っているか
- いつまで続く保険か
控除証明書で見るところ

書き方は保険会社によって違いますが、多くの証明書には次のような内容が書かれています。
- 保険の種類・契約者など:どの契約の証明書かが分かります
- 控除の区分:「一般生命保険料」「介護医療保険料」「個人年金保険料」のどれに当たるか
- 新制度か旧制度か:2012年(平成24年)1月1日以後に結んだ契約は「新制度」、それより前の契約は「旧制度」です。控除額の計算が違います
- 金額:証明した日までに払った金額と、12月まで払った場合の見込みの金額の2つが書かれていることが多いです
年末調整では、ふつうは12月まで払った場合の見込みの金額を使います。書き方は、次の記事で詳しくまとめています(10月13日公開予定)。
届いたら確かめたい、保障の3つのこと

1. 何に備えている保険か
控除の区分は、その保険が何に備えているかのヒントになります。
- 一般生命保険料:亡くなったときの保障など
- 介護医療保険料:入院・手術・がん・介護などの保障
- 個人年金保険料:老後に受け取る年金の積み立て
ただし、1つの契約に特約がいくつも付いていると、区分だけでは中身は分かりません。保険証券で「何が起きたら・いくら出るか」まで確かめましょう。
2. 1年でいくら払っているか
毎月の保険料だけを見ていると、大きさに気づきにくいものです。証明書の金額は、1年分。家計の中でどのくらいの大きさかを、ここで一度見ておくと、見直すかどうかの判断がしやすくなります。平均と比べたいときは、生命保険料の平均はいくら?も参考にしてください。
3. いつまで続く保険か
保険期間が「10年」などの保険は、更新のときに保険料が上がるのが一般的です。次の更新がいつかを、保険証券で確かめておきましょう(保険の更新で保険料が上がるのはなぜ?)。
証明書をなくしたとき・届かないとき
- なくしたとき:契約している保険会社に連絡すれば、再発行してもらえます。会社によってはWebで申し込めます
- 届かないとき:10月以降に入った契約や、保険料の払い方によっては、届くのが遅い・別の時期になることがあります。保険会社に確かめましょう
- 電子で受け取る:保険会社によっては、証明書を電子データで受け取り、年末調整や確定申告に使えます
このテーマの全体の流れ(完全ガイド)

まとめ
- 生命保険料控除証明書は、10月ごろから届く。年末調整・確定申告で使う
- 区分(一般・介護医療・個人年金)と、新制度か旧制度かを確かめる
- 届いたこの時期に、保険証券と一緒に「何に備えて・いくら払って・いつまで続くか」を見ておく
ご相談のご案内
この記事では、控除証明書の見方を一般的にまとめました。ご相談では、証明書と保険証券をもとに、今の保険が何に備えていて、毎月いくら払っているのかを一緒に確認します。続けるか見直すかを、ご自身が納得して選べるように整理します(相談無料/対面:香川・徳島、オンライン:全国)。
※この記事は、制度と書類の一般的な説明です。特定の保険会社・商品をおすすめするものではありません。証明書の書き方は保険会社によって異なります。
出典
- 国税庁「No.1140 生命保険料控除」 https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/1140.htm
(2026年10月8日時点の情報です)


