20代のライフプランの立て方|まだ決まっていなくても始められる

20代のライフプランの立て方|まだ決まっていなくても始められる コラム

この記事の結論

20代のライフプランは、先の予定が決まっていなくても始められます。分かっていることから書き、決まっていないことは仮に置くのが立て方のこつです。

  1. 叶えたいことを、小さなことも含めて書き出す
  2. 今わかっている数字(手取り・毎月の支出・返済)を書く
  3. 結婚・住まい・転職など、決まっていないことは仮の年に置く
  4. 決まったとき・変わったときに描き足す

決まっていない今こそ、書いておく

「結婚するかも分からないのに、ライフプランなんて早い」と感じる方もいるかもしれません。ですが、先が決まっていない時期だからこそ、書いておくと役に立ちます。

たとえば「28歳ごろに海外旅行」「30歳までに資格を取る」と書くと、いつまでに・いくら必要かが見えてきます。叶えたいことに日付がつくと、毎月のお金の使い方を自分で決めやすくなります。

20代の年表は、たとえば10年先までを目安に、ざっくりで大丈夫です。

今わかっている数字から書く

20代で最初に書くのは、次の3つです。

  • 手取り:毎月、口座に振り込まれる額
  • 毎月の支出:家賃、通信費、食費など。1〜2か月分の通帳やカードの明細から出します
  • 返済:奨学金などの返済があれば、毎月の額と、返し終わる年

学生のときに国民年金の「学生納付特例」を使った方は、その期間の保険料をあとから納める「追納」ができます。追納しないと、その期間は老齢基礎年金の額に反映されません。追納できるのは、追納が承認された月の前10年以内の期間です。対象の期間の翌年度から数えて3年度目以降は、当時の保険料に加算額が上乗せされます(日本年金機構)。

追納するかどうかは、ほかの準備とあわせて考えることです。まずは対象の期間があるか、いつまでなら追納できるかを確かめて、年表に書いておきます。

決まっていないことは、仮の年に置く

20代のライフプランの書き方(説明のための例)。分かっていることはそのまま書く:手取り、毎月の支出、奨学金などの返済、学生納付特例の追納の期限。決まっていないことは仮の年に置く:結婚は30歳ごろ?、住み替えは27歳の更新のとき?、転職は3年後?。決まったとき・変わったときに描き足す

結婚、住まい(ひとり暮らし・実家・買う)、転職、留学などは、決まっていなくても「このくらいかな」という年に仮に置きます。仮の印をつけておけば、あとで動かしてかまいません。

置き方の例(説明のための例):

  • 結婚:「30歳ごろ?」と置き、金額は「調べる」
  • 住まい:「27歳の更新のとき、住み替えるか考える」
  • 仕事:「3年後に転職するかも」

仮に置いてみると、仮の予定どうしが近い年に集まっていないかも分かります。

決まったとき・変わったときに描き足す

ライフプランは、最初の版がいちばん粗く、描き足すほど自分の暮らしに近づきます。描き足すきっかけは、たとえば次のようなときです。

  • 転職や昇給で、手取りが変わった
  • 引っ越した、ひとり暮らしを始めた
  • パートナーができた、結婚の時期が見えてきた

予定が変わったときにあわてないよう、急な出費に使えるお金をどれくらい手元に置くかも、早めに決めておくと安心です。

まとめ

  • 20代のライフプランは、先が決まっていなくても始められる
  • 手取り・毎月の支出・返済など、分かっている数字から書く
  • 学生納付特例を使った方は、追納できる期間を確かめておく
  • 決まっていないことは仮の年に置き、決まったとき・変わったときに描き足す

ご相談のご案内

この記事では、20代のライフプランの立て方を一般的にまとめました。Life Design ifの無料相談では、叶えたいことの書き出しから、年表とお金の流れにするところまで、ご自身で続けられる形でお伝えしています。対面のご相談は香川・徳島で、オンラインのご相談は全国からお受けしています。

※この記事は、ライフプランの考え方の一般的な説明です。例は説明のための例です。特定の保険会社・金融商品をおすすめするものではありません。


出典

(2026年10月23日時点の情報です)

この記事を書いた人

西岡 竜二(にしおか りゅうじ)。if株式会社 代表取締役。2級ファイナンシャル・プランニング技能士、AFP。徳島県美馬市出身。2014年に生命保険会社に入社し、新人部門で営業成績1位・本社表彰。新人の育成や管理職も経験。2022年にif株式会社を設立し、生命保険代理店「Life Design if」での保険とお金の相談、バックオフィス支援、研修・セミナーの3つの事業をしています。「商品を選ぶ前に、人生を考える」を大切に、保険とお金の「分からない」に答えるコラムを書いています。詳しいプロフィール ›

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